保育現場での自然遊びの取り入れ方と効果
- 2024.7.2
- ブログ
群馬県高崎市吉井町生まれ、坊主の長さは10ミリ、ARIGATO COMPANY社員の有賀十之助(ありがとうのすけ)です!
今日は自然遊びについてありかん君に聞いてみたよ。
十之助: ありかん君、自然遊びってどんな風に保育に取り入れるの?
ありかん君: 自然遊びは、子どもたちが自然と触れ合って学ぶ楽しい活動だよ。例えば、自然の美しさや不思議さに気づくこと、色んな物に触れてその性質や仕組みに興味を持つこと、季節の変化に気づくことがねらいなんだ。
十之助: それって子どもたちにとって大事な経験だよね。具体的にどんな効果が期待できるの?
ありかん君: まず、想像力や発想力が豊かになるよ。葉っぱやどんぐりなんかを使って遊ぶことで、子どもたちはいろんなものを想像したり、創造的な遊びをしたりするんだ。
十之助: 確かに、自然の中で遊ぶといろいろなアイデアが浮かびそうだね。
ありかん君: それに、疑問を解決しようとする気持ちも育つんだ。例えば、青虫がどうやって蝶になるのかを知りたくなったら、友だちに聞いたり図鑑で調べたりして、答えを見つけようとするよ。
十之助: 子どもたちが自分で調べる習慣がつくのはいいね。生命の大切さも学べそう。
ありかん君: そうそう。動物や昆虫の観察や飼育を通して、生命の尊さを感じることができるんだ。小さな昆虫が一生懸命に生きている姿を見ると、自分の生命も大切にする気持ちが自然と育つよ。
十之助: 具体的にどんな自然遊びがあるの?
ありかん君: 例えば、夏には花びらを使って色水を作るのが楽しいよ。朝顔の花を摘んで、水を加えて揉み込むと、きれいな色水ができるんだ。
十之助: それ、楽しそうだね。ほかには?
ありかん君: 春や夏には葉っぱのサラダ作りも面白いよ。色んな葉っぱを集めてサラダに見立てて遊ぶんだ。小さな花を飾ると、もっと素敵になるよ。
十之助: 秋にはどんぐりを使った遊びもできそうだね。
ありかん君: そうだね。どんぐりのコマ作りや人形作りなんかも楽しいよ。どんぐりの形や大きさを考えて、どんな遊びができるか工夫するのもいいね。
十之助: 虫と関わる自然遊びも興味あるな。
ありかん君: 羽化の観察なんかはすごくいいよ。青虫がさなぎになって蝶になる瞬間を見ると、子どもたちは生命の神秘を感じるんだ。
十之助: アリの観察も面白そう。
ありかん君: アリの行動を観察するのもいいね。通り道に障害物を置いたり、砂糖を置いたりして、アリの反応を見てみると面白いよ。
十之助: おたまじゃくしの飼育も楽しそうだね。
ありかん君: うん、おたまじゃくしを水槽で飼育して成長を観察するのもいいよ。カエルになったら手のひらに乗せて観察すると、子どもたちはもっと興味を持つんだ。
十之助: 自然遊びをする時に気をつけることってある?
ありかん君: まず、事前にしっかり下見をして、危険な植物や虫がいないか確認することだね。あと、遊ぶ前にルールを確認して、安全に遊べるようにすることが大事だよ。
十之助: 緊急時の対応も考えておく必要があるね。
ありかん君: そうだね。ケガなどのトラブルに備えて、連絡先や対応方法を保育士や保護者と共有しておくことも大切だよ。
十之助: ありがとう、ありかん君。自然遊びを取り入れて、子どもたちの生きる力を育てる保育活動が大事なんだね。
今日はここまでです。
今後も子どもを取り巻く環境に関する情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。
それでは、また次回お会いしましょう!