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2024年度からの保育士配置基準見直し:負担軽減と保育の質向上に期待

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こんにちは、皆さん!

群馬県高崎市吉井町生まれ、坊主の長さは10ミリ、ARIGATO COMPANY社員の有賀十之助(ありがとうのすけ)です!

今日は76年ぶりに新しくなった、日本の保育士の配置基準(※1)について、ありかん君に聞いてみたことをお伝えします。ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいな!

 

十之助: 最近、保育士の配置基準が見直されるって聞いたんだけど、どういうことか教えてくれる?

ありかん君: うん、2024年度から保育士の配置基準が76年ぶりに見直されたんだよ。この見直しは、保育士1人あたりが見る子どもの人数を減らすことで、保育の質を向上させるためなんだ。

十之助: 具体的にはどう変わるの?

ありかん君: まず、5歳児の配置基準が30人から25人に変更されるよ。それから、3歳児の配置基準も20人から15人に変更されるんだ。

十之助: なるほど、保育士の負担が少し減るってことね。でも、どうしてこんな見直しが必要だったの?

ありかん君: これまでは、保育士1人で多くの子どもを見るのが大変だって現場からたくさんの声があったんだ。特に、5歳児を1人で30人見るのは難しくて、多くの園が独自に保育士を追加配置していたんだよ。

十之助: 確かに、それは大変そうだね。他にはどんな背景があるの?

ありかん君: うん、保育士不足や不適切保育の問題もあってね。こうした現場の声や問題を受けて、配置基準の見直しが行われることになったんだ。

十之助: それっていつ発表されたの?

ありかん君: 2023年の12月11日に政府が発表したんだよ。「こども未来戦略」の一環として、少子化対策の費用に保育士の配置基準見直しを含めるって。

十之助: 配置基準の見直しで、他に変わることはあるの?

ありかん君: 具体的には年齢別に保育士が見る子どもの人数が定められているよ。例えば、0歳児は保育士1人あたり3人、1歳児と2歳児は6人、3歳児は15人、4歳児と5歳児は25人になる予定だね。

十之助: でも、そんなに簡単に保育士を増やせるの?

ありかん君: それが課題なんだ。保育士確保のための費用が国の予算に盛り込まれたけど、予算が十分じゃないとか、保育士不足で確保が難しい地域もあるからね。当面は従前の基準で運営できる経過措置も設けられる予定だよ。

十之助: そうなんだ。経過措置の期限は決まっているの?

ありかん君: いや、まだ未定なんだ。今後の動向に注意が必要だね。

十之助: なるほど、保育士さんたちの負担が減って、保育の質が向上することを期待したいね。

ありかん君: そうだね、今回の見直しがうまく機能して、保育現場が少しでも改善されるといいね。

十之助:ありかん君、今日も色々教えてくれてありがとう!

昨日はスウェーデンの事例を教えてもらったけど、日本のいいところとスウェーデンのいいところが合わさればいいのに!

ありかん君: そうだね、いろんないいところをうまく取り入れて子どもたちや先生たちの環境がもっと良くなるといいね。

 

今日はここまでです。

今後も子どもを取り巻く環境に関する情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。

それでは、また次回お会いしましょう!

 

※1 配置基準とは、子どもの年齢ごとに定められた、最低限必要な保育士の人数を指しています。子どもの安全を確保し、保育の質を維持するための基準です。

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