子育てを支える新制度!『こども誰でも通園制度』の今後に注目
- 2024.6.30
- ブログ
こんにちは、皆さん!
群馬県高崎市吉井町生まれ、坊主の長さは10ミリ、ARIGATO COMPANY社員の有賀十之助(ありがとうのすけ)です!
今日は『こども誰でも通園制度』についてありかん君に聞いてみたよ。
十之助: 最近、新しい制度についてのニュースを見たんだけど、「こども誰でも通園制度」って知ってる?
ありかん君: あ、聞いたことあるよ。3歳未満の子どもたちが通園できる制度だよね?
十之助: そうそう、それ!でも、具体的にどういう制度なのか教えてくれる?
ありかん君: うん、簡単に言うと、生後半年から3歳未満の子どもたちが、親の仕事の状況に関係なく、毎月一定時間通園できるっていう制度なんだ。
十之助: それって、全ての自治体で実施されるの?
ありかん君: そうなる予定だよ。今は先行して31の自治体で試行事業が行われてるんだけど、再来年度から全国で本格的に実施されるんだって。
十之助: なるほどね。それで、その運用方法について議論が始まったってこと?
ありかん君: そうなんだ。こども家庭庁で具体的な運用方法について話し合う検討会が始まって、第一回目の会議が6月26日に開かれたんだ。そこで、いくつかの重要な議題が話し合われたよ。
十之助: どんな議題があったの?
ありかん君: いくつかあるけど、主なものを紹介すると…
- 2025年度の利用時間
- 現在の試行事業では、月10時間を補助の上限としていて、例えば1日2時間なら毎週通える感じ。でも、保護者や保育現場からは利用時間の拡大を求める声が多いんだ。こども家庭庁の担当者も、「増やせるといいとは思うが、全国一斉スタートの制度なので自治体間で差があるのは問題」と話しているよ。
- 人員配置や設備運営基準
- 保育士不足の中で負担を軽減しつつ、保育の質を保つために、「保育補助者が必要ではないか」といった意見が出ているんだ。基準は今秋ごろに定める予定だよ。
- 安定的な運営の確保
- 試行事業では子ども1人あたり1時間850円の補助が出て、保護者が平均300円を施設に支払って運営している。でも、この金額では運営が難しいという現場の声も出ているんだ。
- 制度を実施する上での手引の作成
- 安全性の確保が重要視されていて、特に0~2歳児を預かったことのない幼稚園なども参入できる可能性があるから、年齢ごとの関わり方や利用方法の設定をまとめる予定だよ。
- 利用する子どものデータを管理する総合支援システム
- 子どもの情報をデータベース化して、アレルギーなどの健康情報や保育中の様子を施設間で共有することで、スムーズな受け入れと保育者の事務作業の負担軽減を目指している。2025年度にも運用開始を目指しているよ。
十之助: なるほど、かなり多岐にわたる議論がされてるんだね。子育て支援が充実するのはいいことだね。
ありかん君: 本当にそうだね。今後の議論に注目だね。
今日はここまでです。
どんどん新しい取り組みが出てきてよくなってくといいな〜。
今後も子どもを取り巻く環境に関する情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。
それでは、また次回お会いしましょう!